はあ。なんて良いドラマなんだろうか。
って今、つくづく思う。
このドラマを見てると結局、世界中どの場所にいても、生きている上での苦しみ、寂しさ、葛藤って同じだよなあと思える。
そういう普遍的なものを感じたとき、小説であれドラマであれ、良いものに出会えたなあと思えるなあ。
気になる人がいるけれど、自分に自信が持てないサム。
いっぽうでどんどん行動して、失敗して、愚痴を吐きまくっては立ち上がるトリシア。
対照的に見えるけれど、似ているところもある姉妹。
2人で夜中語り合うシーンは泣けた。
サムの親友の年の差カップルもいいなあ。すごくいいなあ。
少しずつ少しずつ歩みよるかんじ。
セリフひとつひとつが優しくて。
同性を愛することで偏見の目に晒され、苦しんできた2人だからこそ。
みんなに幸せになってほしいドラマ。
それは単純にハッピー!イェーイ!っていうのじゃなくて、“人生”をみんなが歩んでいるから、それというのは決して光だけじゃなく、影も歩んでいるからこそ。
ユーモアも忘れないこのドラマが大好きだ。
日々っていろんな可笑しさに満ちているよね。
そうやって笑い飛ばさなきゃやってられないことばかり。
でも悪いことばっかりじゃないっていうのも、教えてくれる。