*以下の文章は、以前読書サイトにて投稿していたものになります。そのサイトが閉鎖される為、こちらに文章をうつしていきます。
「ポジティブの火が消えそうになったら」
2016.11.21
放っておくと、いつのまにかポジティブの火が消えそうになる。
なんとなく戻ればいいけれど、根暗な私は消えるどころか再び灯るまでがまあ遅い。
それに加え「諦めること=謙虚」というような勘違いが生まれるから困りものだ。
おしゃれなんていいや。誰も見てないし。
今日は布団に引きこもります。これが素直なワタシ。
イジけている自分に対し、いいのいいの。前に出るだけが正解じゃないの。
もちろん前に出るだけが正解ではないけれど。
いろいろな生き方があり、正解はない。
問題は、私がそれを本心ではなく使っているときだ。
エッセイをひっぱりだして再読したのは「美女入門」。
過去にananで連載されていたもの。
タイトルのとおり、美を追求し、くじけそうになっても諦めず大いに楽しむ記録。
ダイエットに奮闘、ファッションの研究、メイクもプロのアドバイスを受ける。
失敗だってなんのその、明日へのパワーへ変えてしまうのだった。
欲しいものは手に入れたい、一つの道を選んだからといってなにかを手放したくはない。
そのように情熱をもって生きることは、恥ずかしいことではないと教わる。
自分を磨くことは結果、内面にも自信をもたらすのであり、消えてしまった火をつけてもらった私は明日も再び前を向いて歩いていけそうである。