昨日朝方まで眠れなかったせいで、バスに乗る30分前に起きてしまいました。
うわー、と時計を見ながらゾンビのように立ち上がり、爆速で用意。
人間やればできるものですね。
とにかく清潔に見えればそれで良し。
バスに乗ったらこっちのもので、なんとか間に合いました。
ふとバスで前を見ると、髪を櫛でとかし、更にアホ毛をおさえるワックスをなでつけている女性がいて、さすがにそこまではできないですが(笑)、みんないろいろ慌てふためきながら今日も戦いに行っているのだと感じました。
さて今日気になったのは「おとしもの」
「おとしもの」という題で歌や、小説なんかありそうですが、私は道端に落ちているこの「おとしもの」ってやつがどうにもこうにも、気になるのです。
今日はキーホルダーの上の部分、輪っかを見つけました。道の隙間に落ちていて、それを見て思うのはいったいこれは、いつまで、ここに在り続けるのだろうということ。
高級な指輪でもないし、誰かが拾う可能性は低い。
ならば、下手すれば、数年、いや数十年もあの溝にハマったまま在り続けるのではないか!?
それってアンティークとして売られているものを超え、自動的にアンティークではないかと、そんなことを考えながらてくてく歩きました。
指輪の話で思い出したけれど、この間、実際に見つけたのです。指輪。
それも高そうなもので、道路にこんころこーんと見事に転がっていました。
あ、これはきっと誰かが必死で探しているに違いない。そう思って分かりやすいところに置いておきましたが、その日の夜、やはり血眼で探している方がいて、お知らせしたところ命の恩人のように感謝されました。
ふだんから「おとしもの」に注意をはらっていたので、喜んでもらえて良かった(笑)
不思議な「おとしもの」もたくさんありますよね。この前は靴が二足落ちていました。一足ならまだ遭遇するのですが二足とは……!なにがあったんだろう。
片方の手袋、靴下、タオル、書類、
書類といえば先日強風の日に、何十枚もの書類が空向かって飛び上がって、それらを必死に取り戻そうと手を伸ばしていた人がいたけれど悲しかった。どうかあの人を、怒らないであげて、上司か分からんが誰か。
「おとしもの」について熱く語ってしまいましたがそんなことよりも早起きできるようにならねば。いやしかし、早めに起きて「行きたくない」といつまでも考えるより、サッと起きてサッと準備してサッと行って帰るほうが合っているかもしれん……!
などと寝坊したくせに変なところでポジティブなのでした。