yuriのblog

日々のあれこれや、小説・海外ドラマ・ゲームなど、好きなことについてたくさん書いていきます。

アガサ・クリスティー「終りなき夜に生れつく」

 

「ちょいと気分を変えたくて」

2019.11.30

 


ちょいと気分を変えたくていつもとは雰囲気のちがう(と予想した)ものを。

アガサ・クリスティーの作品はこれで読むのは2作目。なんせ数が多いので順番があるのかなあと気になって手をつけられないでいる。1作目に読んだのは「春にして君を離れ」だった。

こちらはミステリーとはちがって(いやミステリーなのかな。ジャンルってむかしからなぞ)人生を振り返るひとりの女性のお話になっていて興味深く読んだのだったが、「終りなき夜に生れつく」は展開がメインになっているのかな、ふだんはだれかの内面にもぐりこんで読むのがすきなので(もちろんこの作品にも内面描写はあったが)また新鮮なきもちで一気読みでした。

それにしてもまだ読んでいないとはいえいつも本屋さんへ行ったらアガサ・クリスティーの棚はものすごい数でワオとなる。どうしてこんなにお話思いつくのだろうなんて大真面目に考えてしまっていた。すぎょいわ。

それでたまにはちがう雰囲気のを手にとってみるのも気分転換になって良いなあとおもったり、それからわたしは海外ドラマがめちゃくちゃすきなので(なんですかあの1度見出したらとまらない最強沼)& アガサ・クリスティー原作のをいくつかみつけてしまったのでまずはそちらも堪能してみようっと。

「終りなき夜に生れつく」はとある1軒の家を建てることが物語のおおきなテーマにもなっているのだけど、その地の雰囲気、というか殺伐とした空気が感じられてそこが1番読んでいておもしろかったです。

お次はこの本も積ん読に待ち構えているのでたのしみだなあ、どんな感じなんだろな。