U-NEXTで配信中の「サムバディ・サムウェア」。シーズン2が出ていたので見ていたのですが、やっぱりめちゃくちゃいい。
2話まで見たのですが、最近いろいろあって落ち込んでいたメンタルが静かにふつふつと回復していきました。
その回復というのは劇的な展開に驚いたとか、そんなんではなく、このドラマの良さは圧倒的に「日常」で。
人生って、“日々の生活”だから、そのリアルが伝わってきて「ああ、国が違っていても、みんなこうだよな」「生きるって大変で、でも服を着替えてトイレして、下痢して、笑って愚痴も吐いて、こんな感じだよなあ」って思えて救われた。
演じている役者たちの演技もカメラが回っていないみたいにお腹の底から笑うから、一緒にニヤけてしまった。会話の間とか、空気感もリアルなんですよね。
ものすごく都会ではなく、きらびやかなファッションに身を包んでいるのでもなく、スタイル抜群でもなく、親との関係がうまくいっているわけでもなく、上り詰めた地位があるのでもなく、でも、日々は続いて、そして主人公の歌声に痺れる。
自分を見失っていた中年女性が人生を取り戻していくドラマと紹介されていたけれど、見るたびサムとサムの友達のような関係性に憧れる。
愚痴って、下ネタも言いまくって、でも心からお互いを思い合っている二人のことが。
私ももっと肩の力を抜いて、日々を歩いていきたいな。負けてたまるか、な気持ちで。
残りも見るのが楽しみです。
派手な展開のドラマも大好物だし、このドラマのような「この世界が今もどこかにあってみんなが泣き笑いしている」と信じられるような、もちろん自分の心の中でだけど、そんな作品も大好きだなあ。
では、また書きます。