yuriのblog

日々のあれこれや、小説・海外ドラマ・ゲームなど、好きなことについてたくさん書いていきます。

読書日記 コラム

 

 

*以下の文章は、以前読書サイトにて投稿していたものになります。そのサイトが閉鎖される為、こちらに文章をうつしていきます。

 

 

「小説がやっぱり好き」

2018.05.26


日記のような記録のような感情駄々漏れの書いていいですか。書きます。

たまに過去の記事を読み返すと感情が爆発しすぎててもはやほとんど絶叫のものであったり作品に影響されすぎてて文体がおかしなことになってたりで失踪したくなる。でもおもしろい。

つくづくいろんな小説があるなあと思う。夢中になってる間はその本のことしか見えなくて、もうこの本さえあれば生きていけるわって割と大真面目に思うのに次の日別の小説をひらいたらええこんなんもあるんかって発狂してる。つまりエンドレスリピート。

一時期、というかたびたび一人の作家さんを猛烈に好きになることがあって、そうなると全作品一気読み期間が始まって動けなくなって。

ちょっと前ドはまりしてた作家さんのことも好きすぎて一周回って他が読めなくなったりしてた(をこれまでに数人経験した)。

でも、その作家さんはメッセージ性が強い作品を書かれていて、だんだん受け取るのもしんどくなってきて、勝手に落ち込んだりして。

とはいえその作家さんにドはまりしたおかげで海外の小説も好きになって、自分の中の狭い世界がちょっとだけひろがって、今日が面白くなった。

ああその時々で感じ方って変わるんやなあって、そんな当たり前のことを思った。

いろいろな小説があるっていうほんとうの意味でのいろいろを、ちょっとだけ理解できた気がした。

だからほんとうに大きな出会いだったなあって思う。どうして寝食すっ飛ばすほど夢中になったのかを知るためにも、その方の作品に感謝して、ずっとずっと感謝してまたいろんな小説に出合いたい。

ゆっくり何度も読んで、一冊だけを大切に大切に宝物みたいにできたら。それってなんて素晴らしいことなんやろうと思う。

だってどうしよう。もしも明日事故にあったりして人生が急に終わってしまったら、どれを棺桶に入れてほしいかまだはっきり決まってない。あれとあれとあれって大体はあっても蓋の中からやっぱあれも! って言ってしまいそうになる。言えへんけど。

このままやったらみんなが手を合わせてくれてもかろうじて自分の顔が出てるだけで、あとは本にまみれてタイトルの渋滞や。配置も悩みますね。足のほうやったらなんか申し訳ないなとか。心臓の上やと誓いみたいやし。

最近は海外の小説を三冊くらい読んだら、決まって猛烈に日本の小説が読みたくなる。メアリークリスジョンなんかが続いたあとでユカミキタエコとかが来るとおおってなる。なじみのある見知ってる言葉たちがすごい勢いで迫ってくる。寝られなくなる。

小説って自由やなあと思う。分かってたつもりでも、読むたび読むたび思う。

子供のころ大好物だった、むかしむかしあるところに風のザ物語もわくわくして仕方ないし、まるでその場に忍び込んだみたいな、感情むき出しのも好き。ふざけきってるのも好き。暴力的なんも好き。そうならざるを得なかった文字の塊が好き。ちなみに今は絶賛「忘れられた花園」を読んでいるところなのだけど何回も閉じて幸せの確認するぐらいおもしろい。誰か助けて。

って何を書いてるんだって感じなのだけど、小説が好きやなあってただそれだけです。小説があってよかったなあって思います。息ができる場所です。

それで最近は書くのも楽しい。ずっとうまく書けないなあって思ってたけど、でもよくよく考えたらそんなの初めから分かってたことだった。うまく書きたいなって、それはもちろんそうだけど、楽しいならもういいやんって気持ちも正直ある。

楽しいなあ楽しいなあって思いながら、痛々しくっても下手でもいいから書いていく。そうやってその時々を全力でやっていこうじゃないの私。

真顔で格好悪く馬鹿やってやりすぎてゼエゼエ言ってるおばあちゃんになりたいです。

最近読んだ本のことを書くはずがただの感情垂れ流しになりましてお恥ずかしいかぎり。でも最近はそんな感じです。小説がやっぱり大好きです。