yuriのblog

日々のあれこれや、小説・海外ドラマ・ゲームなど、好きなことについてたくさん書いていきます。

お互い好きなことをしている時間っていいな。それから読んだエッセイのこと。【日記】

 

 

今日の夜はサッカーの試合があって、夫が夢中で見ていました。

わたしはそんな夜がけっこう好きで、それはサッカーがどうとかでなく、家族が好きなことに対し夢中になっている時間を見る(じっさいには“いま楽しいんだろうなあと陰ながら想像する)時間がなんかいいなあって。

その間わたしは引っ込んでじぶんの好きなようにぼんやりしたり。

二人で同じものを共有している時間もそりゃいいんだろうけど、似ていることでいうとテレビで爆笑している姿をこっそり見る、なんてのも好きなのでした。

 

 

 

 

そんな時間なにをしていたかというと。

エッセイを読んでいました。

読み終えたのはこちら。

 

f:id:yuurrii:20230912233814j:image

 

暗い部屋で読んでいたので(シーツが毛玉だらけ)写真もぼんやりしているけれど、涙がじんわり出てきて、そんな本でした。むかしは本を読み終えたらその本がどんなあらすじで、どんな登場人物が出てきて、そしてなにを思ったか具体的に書いていたのですが、いまの気分はそこまでする体力はないのと、この読み終えた感情をそのままそっと閉まっておきたいときってありますね。

涙がじんわりは一度ではなく、何度かそうなりました。川上未映子さんの本を読むと情緒が揺さぶられるから読もうか読むまいか、困って大変です。体調が最強に悪くて昼夜逆転していて死にそうだった頃、でも後悔したくないからとサイン会に行って心臓バクバクでいざそのときがきて泣く以外なにもできなかったあの日を思い出します。

 

 

よし、もっと自分を大事に、やさしく生きられたらいいな。そんなことを思えたのでした。

わたしは今日、いま、生きていてそれだけは確かなことで、明日もリュック背負って、歩いていけたならいいなあ。