yuriのblog

日々のあれこれや、小説・海外ドラマ・ゲームなど、好きなことについてたくさん書いていきます。

①「スヌーピーの安心は親指と毛布」著者: チャールズ・M. シュルツ ② 「スヌーピーの大好きって手をつないで歩くこと」著者: チャールズ M シュルツ ③ 「お母さんにあげたい花がある」モリス・カレーム

 

 

*以下の文章は、以前読書サイトにて投稿していたものになります。そのサイトが閉鎖される為、こちらに文章をうつしていきます。

 

 

「どしんぷるはやさしいね」

2020.01.31

 

 

なんかこう、しんぷるな言葉にもたれたいなあって、触れたいなあ頼りたいなあっておもうときがあって読んでいた本たち。

うち2冊はスヌーピーのもので、 題だけで気持ちがふやけてくるような感じ。


スヌーピーの安心は親指と毛布」ってもう、たまらんなあ、右手親指、左手の毛布は耳のあたりそして目はつむってる。

というような感じで1ページごとに、「安心」がイラストと共に描かれているのだけれど、ゆっくりめくっているとまるでお風呂につかってるようなみんなの表情が愛おしい。
お気に入りを2つ。

「安心は箱の中に座ってること」
それから、

「安心は切符売り場が開く前に劇場に着いていること」

 


そして、おなじシリーズのこんどは「大好き」。
 「大好きってわざわざ手紙を書くこと」とか、かわいいなあ。
一人ひとりの表情が、やっぱり愛おしすぎて笑えてきてしまって。

 

 

3冊目は、ふと手に取った詩集。

 


 おわりに、モリス・カレームは子供のように素直に、誰にでも分かる言葉で表現することを第一とした詩人でした。
とあったけれどもほんとうに、
しんぷるで、それでいて別れや過ごした時間の塊がじんわりと心に入ってくる詩集だった。
静かに生きて、静かに、
旅立って行った軌跡を辿りながら
そのしんぷるな言葉のつらなりが心にとんでもなく、やさしかった。