*以下の文章は、以前読書サイトにて投稿していたものになります。そのサイトが閉鎖される為、こちらに文章をうつしていきます。
「変化とうまく付きあいながら進みたい」
2017.02.13
「わたしの容れもの」を読んだ。
テーマは「からだの変化」。
食の変化、内面の変化、疲れの変化、仕事量の変化。
それぞれの変化は、落胆されている部分もゼロではないけれど、どこか楽しんでいるようにも見える。人は変わって当たり前だと勇気をもらった。
特に印象に残ったのは内面の変化。
人は大人になるにつれいろいろなものを規制し、良く見せようとするほうに重きをおきがちだけれど、友人たちの、飲み会での振る舞いがずっと変わらないことに疑問を感じていたとか。
それは決して嫌な疑問ではなく、物知りなことはみんな知っているのに、どうしてずっと知識を披露しつづけるのだろう? と不思議だったそう。
そして悟ったのは、人は簡単に短所を消せないこと。
自分自身もここ数年、心も体もまるっきり取り替わったような気になっていたけど、後ろ向きなところや気にしすぎる点は頑固に居座っている。
その他、短所をなくすより憎めない人になるほうが大事だとも書かれていてなるほどなあと思った。
変化とうまく付き合いながら、生きていけたらなあ。